モンゴルの音楽を聞いてきた

昨日、馬頭琴(ばとうきん)のワークショップがあったので参加してきた。

馬頭琴って聞いたことあるでしょうか。写真のように二本の弦が張られたチェロのような楽器のヘッドの部分が馬の頭になっているのでそう呼ばれています。

まさに馬頭琴。

これがすべての楽器で違う馬の彫り物になっていて芸術品なのです。

本物の馬のように色々な表情があって。それも見ての通り、ちょっと日本の馬とは違ってちょっと険しい顔。モンゴルを彷彿とさせる馬たち。

子どもの頃に読んだちょっと物悲しい絵本の物語を思い出す独特な表情。もしかしたら「スーホの白い馬」という物語を知っている人も多いのではないでしょうか。

どこかに置いてきた、いや実は大人になっても心のどこかに残っていたそのキュンとする何か。そんなものを久しぶりに引き出されたような楽器と演奏でした。

その音楽はたった二本の弦から出てくるとは思えないほど豊かな音でモンゴルの自然の広大さを感じるものでした。弓を引くときもモンゴルの平原の地平線をイメージしてゆっくりと、まっすぐに引いてくださいと言われ、その通りに弾いてみました。

僕が習ったのはこのYou Tubeにある緑の馬頭琴を弾いているドルジパラムさんさんという方。とても穏やかで優しそうな方で、モンゴルっていいところなんだろうなーと思わせてくれる方でした。

全然期待しないで行ってみたのだけど、ホント素晴らしい音楽でした。

ありがとうございました。

 

 

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