Stay PUNK! 撮りたいものは全て撮るんだ! それがパンクだろ!

先日、ハービー山口さんの写真展に行って来た。

写真集の発売記念も兼ねての写真展。場所は原宿の「BOOKMARC」というとてもおしゃれな写真集店。写真集店といってもよいと思うのだが、セレクトショップのようにおしゃれなグッズも売っている。ニューヨーク発ファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手がけている。

本は写真集が多いが、ファッション、芸術、音楽、詩集などかなり洗練されたものが置かれている。写真を知っている人ならば、「おー」と思うようなものばかり。けっこうツウな人が好みそうな本が多くて何時間でもいられそうなお店だ。

展示の仕方もよくみると、ただ本棚に差し込んであるだけではないのがわかる。

その地下がギャラリーになっている。

平日に行ったのでハービーさんとゆっくりとお話をすることができた。過去にも何度か仕事としての打ち合わせでお会いしたことはあるのだが、写真の話をじっくりするのは初めてだった。

ハービーさんの写真はもとより、言葉の入ったこの二冊が好きだった。

雲の上はいつも青空

良い写真とは

二冊目の「良い写真とは」に入っている写真でクラッシュのジョーストラマーと地下鉄で偶然に会った時に撮らせてもらった写真のエピソードというのがある。

まずあのジョーストラマーと地下鉄で偶然に会うという引きの強さがスゴイことなのだが。

ハービーさんが恐る恐る「写真を撮ってもよいですか」と聞いたところ彼はこういったそうだ。

「You can click away of whatever you want! Tha’s PUNK!」
(撮りたいものは全て撮るんだ!それがパンクだろ!)

この言葉、めちゃくちゃしびれる。

まさにパンクだ! パンク!

この写真展に行ってよかった。忘れかけていた情熱のようなものを思い出させてくれた。

「You can click away of whatever you want! Tha’s PUNK!」

そして写真集を買ってサインをしてもらった。そこに書いてあったのがこの言葉。

「Stay Punk!」

YES! ハービーさん!

ありがとうございます。