
この度、写真家・須田誠は、写真展 『風の庭園』 を開催いたします。
2025年10月29日(水)から11月3日(月祝)まで。東京都「ありかholeギャラリー」にて。
「写真と絵画を融合させた美の存在を問う幻想的かつ抽象的写真」
https://note.com/makotosuda/n/nb845c653c20b
デビューから18年、8年ぶりの個展となります。スマホの写真ではなく、本物の額装された1m近い写真を見にいらしてください。
*
実をいうと2020年から2023年ぐらいまで、つまりパンデミック以降、僕は何をやっていたのかよく覚えていません。ずっとトンネルの中にいました。舞台も、スポーツも、ライブも、もちろん写真展も中止に追い込まれ、海外にも行けず、人とも会えず全てが停滞してしまっていました。
コロナが収束したと思いきや、また世界は混乱に巻き込まれ、さらに先が見えない時代へと突入してしまいました。
しかし、いつまでもくすぶっているわけにはいきません。今回の展示を機に復活します! 今こそ「自分を信じて」動かなければ。
そんな、作家としてのターニングポイントでもある展示です。
デビュー当時からのヴィジョン「見に来てくれた人に幸せになってほしい」。その原点に立ち返りたいと思います。
自然災害、気候変動、不景気、世界情勢、戦争、AIの脅威…。こんな時代だからこそ、写真家としての使命を果たし、このヴィジョンを実現する必要があると強く感じています。
この混沌とした不透明な時代に、僕の作品で少しでも安らぎを得ていただければ幸いです。
*
本作品は、写真の現実性と、絵画の幻想を融合させた、写真でありながらまるで絵のような写真メディアの可能性を再構築した作品です。その独自な「美」の世界観をお楽しみください。
作品を純粋に楽しんでいただけるのはもちろんですが、基礎にある普遍的な大テーマは「美のありか」です。以前、世界中を放浪していたころから絶え間なく考え続けていたテーマです。
「美」とはどこに存在しているのか。見えている部分なのか、作品に内在しているのか、鑑賞者の心の中なのか。それとも全く別の世界にあるのではないか。「美のありか」を問う展示でもあります。
『風の庭園』という名前は、モネの作品からインスパイアされたものです。モネの作品には「花の庭」、「水の庭」があります。それにあやかって「風の庭園」としました。撮影のほとんどを日本庭園で行っております。
作品は、水と風と太陽が作り出す一瞬の「美」です。それらは「モネの筆触分割」という画法のような効果を生み出しました。そこから「新・写真印象派」と名付けています。
写真展というと単調なアルミフレームでの展示が一般的ですが、今回は作品一枚一枚、作風に合わせて額装を含めて作品作りをしています。
大型作品は、キャンバス地の用紙を使い、B0の大判サイズにプリント。美術館の絵画のような額装をし(額含め約40kg)、写真というメディアの可能性を拡張することにも挑戦しています。
デジタルでは体験できない額装を含めた本作品をぜひご覧いただきたいと願っております。
お忙しいとは存じますが、お目にかかれますことを楽しみにしております。
*
◯写真販売:
本展は単なる展示にとどまらず、コレクションとしての価値を強く意識した展示でもございます。オフィスに、ショップに、アートコレクションとしてもご検討ください。特注などのご注文も承りますのでお気軽にご相談ください。
◯展示作品以外をご希望の方はこちらから↓。
ポートフォリオ(作品集)
https://makotosuda.myportfolio.com/new-photo-impressionism
◯SHOP F128(オンラインショップ)
https://f128.base.shop/
――――――――――――――――――――
◯写真展『風の庭園』
◯会期:2025年10月29日(水)〜11月3日(月祝)
期間中は全日在廊しております。
詳細はこちらで。
https://note.com/makotosuda/n/nb845c653c20b
Instagram
会場は撮影OKですのでぜひシェアしてください。
https://www.instagram.com/macochphoto/
◯時間:
・平日:
12:00~19:00
・最終3日間 11/1,2,3:
11:00~19:00(最終日終了17:00予定)
◯会場:ありかhole(東中野・東京)
〒164-0003 東京都中野区東中野 4-4-1 ポレポレ坐ビル 7F
※1階がカフェ、地下が映画館となっております
https://maps.app.goo.gl/qRCn48tx3uHSay5VA
◯アクセス:
JR 中央・総武線→東中野駅西口
都営地下鉄大江戸線→東中野駅A1出口 いずれも徒歩2分