1950年代のアメ車にもっと誇りをもってもいいのでは。

物を大事にするとか、もったいないとかいう言葉が宙に浮いてただよっている昨今。みんなわかっているけど物を買っては捨て、買っては捨て。もしくは溜め、使わず捨てられず。片付けの本を読んでは積み、それもゴミとなる。

先日、トランプがトヨタがメキシコに工場を作ることについて云々という記事を見た。色々なことを思ったが、なんか視点がまったく違うなと思った。いや現代のスタンダードから見たらこっちが違うのかもしれないのだが。

キューバなんてあなたの国が開発したこんなに素晴らしくカッコイイ車を1950年代からずっと乗り続けているんだ。ずっと(笑)。

よく考えると感動すら覚える。写真のようにこんなネジを集めて車って修理できるんだって。それで50年も乗り続けられるんだっていう。この修理工の人はノーベル平和賞ものでしょう。すごい技術ですよ。最新技術よりもスゴイかもしれない。

アメ車のデザインってどう見てもカッコイイ。

こんな車を作った国はカッコイイよ。

こういうところにもっと誇りを持ってもいいよな、と思った。

Photo by Makoto Suda(キューバにて撮影)