WOLF RIDER 0029

時の流れのように絶対に途切れること無く続く「ありがとう」の世界。

ごはんが食べられる。コップがある。爪がある。指毛が生えてた。耳が痒い。靴がある。一歩進めた。足音がした。風吹いた。道がある。空がある。葉っぱが落ちてた。犬が歩いてる。

その完全に感謝が連続する世界には、感謝以外のことが入る隙間がない。全員に。