キューバ 写真集 本ができるまで いろは出版

WEB連載【本ができるまで】#002

まずはこの本のきっかけを話そう。遡ることもう15年も前になる2002年。僕はキューバにいた。世界放浪の旅から帰国しても、お金をためては各国と日本を行ったり来たりしていた。

三ヶ月の予定で中南米を計画した。グアテマラから入って中南米を行ける所まで、できたらアルゼンチンまで行く予定でいた。

ところがグアテマラがあまりにも快適で二ヶ月間も滞在してしまい、その間ずっとハンモックにゆられていた(沈没ってやつ)。

さて、いくらなんでも動かねばとやっと重い腰を上げて宿にある旅ノートをペラペラとめくってみると、あるある「ニセ学生証を作ってキューバに行く方法」とか、なんとか経由で行くと安いとか、安いチケットの買い方とか色々と書いてあった。旅先の宿は独特な文化があって面白い。

本当であれば、チェ・ゲバラよろしく船での入国を考えていた。船での入国というのは飛行機とは多い違いで劇的なものがある。あの陸が見えてくる感じ。上陸という言葉がぴったりだ。しかし当時そんな便はなく、あえなくちゃんとフライトチケットを買って飛んだ。

そこからこの物語が始まる。

2017年秋、写真家・須田誠のキューバ写真集が発売決定!

WEB連載【本ができるまで】は本が完成するまでの物語。

過去記事を読みたい方はこちらを御覧ください。

まだまだ続きます。
この調子で書いていたら本物の本が先に完成してしまうな(笑)。

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