【本ができるまで リアルタイム情報 #0032】
いやー、怒涛の入稿が終わった。
気が抜けてしまって何をやったらいいのかわからない(笑)。やること一杯なのに。
休憩したいがもうひと踏ん張り、いや10踏ん張りぐらいしないといけないかも。
僕よりも編集者さん、デザイナーさんたちのほうが大変だったと思う(ホントすみません)。なぜならば須田誠はわがままだからである(←偉そうに笑)。僕が編集者やデザイナーだったら「ざけんなよ、そこで修正かよ!」って言うと思う(笑)。入稿の最終打ち合わせが終わって家に帰ってからやっぱり修正お願いしますとか言ってたりするので、すごくストレスをかけてしまったことは本当に申し訳ないです。
こんなわがままな作家を粘り強く見守ってくださった編集者Sさんと、デザイナーのHさんに感謝しております。
僕も本当に申し訳ないと思いながらも浮かんでしまった限りは、言わないと後悔してしまうので、怒られたとしても、嫌われたとしても言わなければならなかった。料理とか絵とか(芸術全部かな)と同じでちょっと間を置かないと見えないものもあったりして、その見極めが難しかった。
止まらない思考を整理する。整理してまた出力する。出力して整理して、また出力する。
たぶん100通り、いや無限の組み合わせでの作品の作り方があると思う。その中で、締め切りも考慮してどれをOKとするのか。すごく難しい。WEBだったら後から簡単に修正できる。しかしそれを印刷所に入れるまでギリギリまで戦う。
たったひとつに最終決断するということ。
それが作品作りなのだろう。
きっとあらゆるクリエーターの人たちは、どこかのポイントでジャッジを下して、その時のベストを選ぶという最高に難しい技術を披露しているのだろう。この苦しみをみんなやっているのだろうな。そういったあらゆるジャンルの作家さんたちにリスペクトです。
そして、今、この時のベストを印刷所に入れました。
次は色校。最後の修正ができる場面です。
それが終わったら、本ができあがってきます。
ここまで応援してくださったみなさまありがとうございます。良い作品ができますから!
スーパーびっくりなお知らせは次回!
俺って持ってるなー。引き強い!(笑)。