今日は三宅一生展に行って来た。この人を知らない人はいないと思うけどちょっと凄すぎでした。服というものを甘く見てた自分(笑)。
デザインって言っているけどこれ芸術でしょ。でも見ているうちにデザインに見えてきて、でもまた芸術にも見えてきて。つまりそんなつまらない境界線は不要っていうこと。
でも氏いわく「ジーンズやTシャツのように多くの人が自由に着られる服をつくりたい」と。なんかそういうのがしびれる。凄い人ほどちゃんとベースをしっかりと見てるなー。ちゃんと大切なところがわかってるなーって思う。
しかし展示されているのってどうみても服じゃないでしょっていう(笑)。
小さなトルソー(マネキンみたいなやつ)に縮小された服を着せる体験ができるコーナーがあるのだけど、やってみてビックリ。ただの折りたたまれた精巧な折り紙みたいな薄っぺらい布が服になってしまうのです(ぜひ行ったら、並んででもやって欲しい!)
予告ビデオもよくできてる!!
「これはなんだ?」って。答え、服なんですよね。んー、凄い。
展示空間の作り方、見せ方も素晴らしいです!!
モナリザぐらいの混み具合を覚悟していたのだけど、みんなルノアールに行っているのかけっこう空いてました。ラッキー。
——————
<MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事>
三宅氏が活動を開始した1970年から現在に至る約45年間の仕事を紹介する、これまでにない規模の展覧会。
http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/MIYAKE_ISSEY/