富士フィルム✕マグナムのHOME

見てきましたよ。HOME

マグナムという写真集団。

写真をやっている人で知らない人はいないと思いますが、有名だから凄いのではなくてやはり哲学からしっかりしているから凄いのだと思いました。

マグナム・フォトは、記録と芸術としての写真の力を通じてヒューマニズムを追求するという理念を1947年の結成以来70年間ものあいだ連綿と受け継いできました。

HOMEのサイトより抜粋。

今回の写真展を見て、単に戦場や社会問題を写しているだけの集団ではないのだなと痛感。

特別なテーマ、誰も撮りえない、劇的な写真ばかりが表にはでてきます。でも今回のテーマはとても身近な「HOME」。これを読んでいる、写真をやってない人にでも当てはまるテーマ。

こうして大々的に世界巡回展となると「おー、凄いテーマだな」と思われがちですけど、iPhoneでもコンパクトカメラでも誰でもこのテーマで撮れるわけですよね。

撮れるわけ、というか、もうすでにみんな撮っていると思います。お父さん、お母さんがアルバムという写真集にしてくれているかもしれません。

それはコンテストに出すとか賞をもらうとかじゃなくて、本当のHOMEが写っている。世界の誰にも負けないHOME。マグナムにも絶対に負けないHOMEが撮れているはずです。どんな写真家にも負けない「LOVE」が写っているはずです。どんな編集者やデザイナーよりも強い写真集が押入れの中にあるはずです。

実はボクたちも、マグナムのメンバーになれるぐらい凄い写真家なのだと思います。

この写真がとても好きでした。
母親と赤ちゃんがともに共鳴して感激のあまり泣いているような感じがして。

 

追記:写真は撮影してSNSにアップしてよいとのことでした。#home