僕がこの人の写真を撮ったのは確か1989年だったと思う。場所はNYのストリート。まだ写真を始めたとは言い難いぐらいの時だった気がする。本気で始めたのはもっとあとのことだけど。
なんていうカメラかわからないけど、この人めちゃカッコいいなと思ってドキドキしながら声をかけて撮らせてもらったのをよく覚えている。そんな初々しい俺が懐かしい(笑)。
最近よくチェックしているHEAPSというサイトにこの人が掲載されていたのでびっくりだ。今や有名人。いやその時はもう有名人だったかもしれないけど。
インターネットって凄いな。こんなところで再会できるなんて。
ルイスがインタビューの中でこんなことを言っている。しびれるぜ。
「旧式インスタントカメラだって、携帯のセルフィーだって同じだよ。シャッターを押してその瞬間を捉えることには変わりない。明日は誰のためにも約束されていなくて、昨日は取り戻せない。この瞬間しかないからさ、それをカメラで捕まえる」
俺も撮ってもらえばよかった。
photo by MAKOTO SUDA
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