失望から希望へ向けて。無人の空港。タイムマシン2020-2023

『全便欠航』

僕たちはどこへも行けない。2020年、羽田空港国際線の出発ロビー。電光掲示板には美しいまでに同じ文字が並んでいた。全便欠航。 

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空港内には航空会社のスタッフしかおらず搭乗客は一人もいない。この国に誰も入ってこれないし、出ていくこともできない。天井が高く広大な空港ロビーには静寂が漂っていた。吸い込んではいけないはずの空気さえ清らかに感じる。

黄色の「距離を保とう」という看板が乱立している。すべてのレストラン、お土産物屋のシャッターは閉まっていてゴーストタウンのようだ。駐車場には車は一台も停まっていない。

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尋常ではないことが起こっている。
 
そして緊急事態宣言。
 
街から人は消えた。

『何が正解なのか誰も知らない世界』

多くのビジネスが打撃を受けた。特に集客をして「ライブ」を見せるエンターテイメントには辛い時代へと突入した。音楽、演劇、映画、クラブ、スポーツ…。もちろん写真展さえも中止に追い込まれた。そして多くのエンターテイナーも家に閉じこもって何もできない状態だった。
 
どの業界も何をしたらよいかまったくわからず、まるで暗闇を這うように探りながらの前進、後退を繰り返していた。前進したつもりが前に現れたのがは崖っぷちだったり。
 
演劇業界もしかり。マスク、フェイスシールド、アルコール消毒、ビニールシート、間を空けての座席指定、観客数を半分に…。それでもだめなら無観客公演、配信公演。見えない敵に向かってあらゆる施策を施した。しかしどれほど努力してもそれが正しいのかどうかも誰にもわからなかった。

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『タイムマシン』

そんな中、僕の著書『NO TRAVEL, NO LIFE』と『GIFT from Cuba』を原作とした舞台『PLAY JOURNEY!/アジア編・キューバ編』公演の話をいただいた。僕が昔放浪していたときのエピソードを舞台化した作品だ。主役はダブルキャストで、田中翔君と鵜飼主水君。この二人が若い頃の須田誠を演じてくれることになった。
 
僕のことを俳優さんが演じてくれる。僕の目の前に若い頃の僕が実体として存在する。映像や漫画ではなくもう一人の僕が時代を遡ってそこにいるのだ。これほど僕にとって痛快なことがあるだろうか。まるでタイムマシンだ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をリアルに体験している気分だ。
 
しかし原作が舞台化となるのは嬉しい反面、この時期での公演は神妙な気持ちではあった。なぜならば、多くの他の舞台で出演者の体調不良による公演中止が重なっていたからだ。あそこも中止、ここも中止…次はどこだ。まるで恐怖映画を見ているかのようでもあった。

『言葉のない世界』

緊張の日々が世界を取り巻く中、「須田誠が主演俳優のスダマコトを撮る」という企画が持ち上がった。それは面白いと直感した。2020年の僕が1994年の僕を撮影するのだ。タイムマシンから降りてきた過去のスダマコトを撮るなんて、こんな画期的な楽しい企画が他にあるだろうか。話を聞いた瞬間、やる!と思った。
 
ただ、同時に少々気がかりなこともあった。
 
僕は人物を「寄って撮る」というスタイルを信条としている。どれぐらい寄るかといえば、被写体に25センチまで寄って撮るのだ。すると写真に迫力が出て熱のある写真になる。
 
しかし世の中は、不要不急の外出自粛。ソーシャルディスタンス。外へ出て人に近づいてはいけないというお達しが出ている。

被写体と近距離で向き合う写真撮影は、時代の逆を行く撮り方だ。その得意な撮影方法は現在は封印せよといわれたようなものだ。
 
そこで提案をした。

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photo by kakeru tanaka

「今の時代を残しましょう。2020年という時代に合わせて撮りましょう。僕の撮影方法が封印されたその時代を」
 
出した条件はこうだ。

・俳優さんに近づいてはいけない
・被写体までの距離は必ず2m以上離れる。
・集合してから撮影終了まで誰とも一切会話をしてはいけない
・指示は目と手振りだけ
 
あるのは被写体と僕の間にある信頼と見えないバイブレーションだけ。
 
しかし、俳優さんも、主催者もぜひチャレンジしてみようと理解を示してくれた。この限られた条件下。今までトライしたことのない撮影方法。きっと新しいものが生まれるはずだ。もとよりそれが芸術というものであったのではないか。

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当日集合場所に俳優さん、スタッフが集まるが、みな離れた位置で、マスクで顔を隠し、目だけがその時の緊張感を醸し出している。声を出しての挨拶もせず無言で立っている。

当たり前のことかもしれないが改めて気がついたことがある。人は目と口を使い表情を加えてコミュニケーションをとっていたのだということ。髪の毛や、鼻や耳や、首筋では会話ができないのだ。

目と口と表情。今回はその重要な機能のうちの口と表情が封じられた。

人と人が顔を合わせているのだからみな何かを言いたい。無言の中もやもやとしたみんなの気持ちが伝わってくる。「こんにちは」、「今日はよろしくお願いします」、「今日のスケジュールは」など段取りさえ確認ができない。会話をしてはいけないというルールなのだから。

軽く頭を下げ上目づかいで「今日はよろしくお願いします」と目だけで伝える。かつて体験したことのない異様な風景だ。

僕は手を翻し「では撮影を始めましょう」と行動をうながす。あとは目と指と体の動きだけで撮影の指示を出す。無言の二人の静かな撮影が続く。スタッフは遠く離れた場所にいる。広い空港にもほぼ人がいない。

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とても静かだ。

まるで真空の中で撮影をしているかのようだ。

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最初はお互いに迷いがありすれ違いもあった。しかし段々と言葉がなくても、いや言葉がない分お互いを理解しようとする気持ちが強くなっていくのが手に取るようにわかる。
 
徐々にそれが快感にもなっていく。こうきたからこう。そこに立ったらこう。こっちではこう。なぜ僕の気持ちがわかるのか。次に出すアクションがわかるのか。言葉がないということは何メートル離れていても同じこと。僕の指示が遠くにいる被写体に届く。それは不思議な体験でもあった。

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『本来の意味でのコミュニケーションとは』

あっというまに撮影時間は終了を迎える。この数時間、すべてが上手くいっていた。カメラと被写体と僕とバイブレーションが一体になりとても幸せな時間を過ごすことができた。ピントがどうのとか、露出がどうのとかテクニカルなことはどうでもよかった。もっと人間が持つ根源的な部分での幸福感があった。

結果は、同行取材してくださった佐野木雄太氏が当時書いてくれた文章が本質をついているので引用させてもらう。

「思えば、関係を築くとはそういうことではなかったか。声を発する、相手に触れる、それは確かに大切なことではあるが、それだけで関係を築くこともまた難しい。相手を知り、理解して、お互いのことを分かり合うことで初めて築かれる関係性。そこに必要なのは声や接触といった表面的なことではなく、本来の意味での『会話』や『ふれあい』なのではないか。すでに知り合っている人の新たな一面を発見する楽しみも、ぎこちないところから徐々に打ち解け通じ合う嬉しさも、無言のコミュニケーションの中でさえ生み出すことができる。須田氏の新しい挑戦は、それを証明していたように思う」

出典:『PLAY JOURNEY!』特別企画「須田誠、スダマコトを撮る」

撮影が終わり、俳優さんにお疲れ様の一言もなく、握手もなく、2m離れた位置からただ無言で頭を下げ、別々の電車に乗り、音もなく静かに解散した。

タイムマシンから降りてきた自分自身を、言葉の無い静寂な空間で撮影をした。それはとても貴重で不思議な時間だった。それが2020年という年。

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文・写真 須田誠

つづく…。
次回は2023年、舞台『NO TRAVEL, NO LIFE』の主演俳優、渡辺和貴君との出会いへ。

 ◇

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写真家・須田誠

舞台『NO TRAVEL, NO LIFE』はタイムマシンだった。からの写真集作製!

いやー、無事に舞台『NO TRAVEL, NO LIFE』が終わりました。スダロス状態の実在の須田誠です。

舞台を観劇してくださったみなさん本当にお忙しい中ありがとうございました。

そして俳優のみなさん、演出家の方、プロデューサー、照明さん、音響さん、大道具さん、小道具さん、チケット、物販の方々、ライターさん、カメラマンさん、裏方のスタッフのみなさん。

劇場のお掃除の方、宅急便のドライバーの方、電車の運転手さん……。

関わってくださった関係者のみなさんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。おかげさまで『NO TRAVEL, NO LIFE』のメッセージを伝えることができました。

本当に感謝しかありません。改めてありがとうございました。

 ◆

僕なんか原作なんていって偉そうにしてますが、申し訳ないぐらい何にもやってないです。

稽古からずっと見させてもらって写真を撮っていただけで(あ、でも70-200mmというレンズはかなり重いので背筋が痛いです。一応アピールしておこうw)。

稽古中の俳優さんたち。

それをまとめて「須田誠がスダマコトを撮る」という企画のフォトブックを作る予定です。主演の渡辺和貴君がまた男前なので撮りがいがあります。

仕事してないといってももうちょっと仕事してたかもな。

実は劇場で写真展示をやってました。舞台の仕掛けの一部だったので告知はしていなかったのですが。

劇場のロビーの横にテーブルが2台と椅子が数脚置いてあるだけの空っぽの白い歓談スペースがあります。お客さんは来場するとその横を何事もなかったかのように通過して客席へと向かいます。

そして舞台が終わり、

ラストシーンは写真を撮るシーン →

からの→

退場時には空きスペースだった場所に実物の写真が展示してあるという、舞台のシーンから本物の写真へと導線が続いているギミック。

なんならそこに実在の須田誠も立っていたりするわけです(笑)。直前まで見ていた1994年のスダマコトから、2023年のリアル須田誠へとつながる時空を越えたタイムトラベル。

ここまでの一連の演出を楽しでくれた人はどれぐらいいるのかわかりませんが僕も舞台の一部となっていました。

なんにもやってないのだけど、なんせこの物語の本人ですから気持ち的にはかなり入れ込んでいたので俳優さんたちよりロス感が強いです、きっと。

さあ、現実に戻って引き続き須田誠をやっていこう。

それが僕の真の仕事。

須田誠 写真教室はこちから。初心者の方お待ちしております!

カッコイイ!!舞台のキービジュアル公開!

カッコイイわー、このポスター!! 舞台『NO TRAVEL, NO LIFE』のキービジュアルが公開となりました。中央のイケメン男子が、1994年の写真家のスダマコトでです。と本人の須田誠が書いています(笑)。

ちょっとアニメチックで最近って感じ。フィルムが感光しているところがいい(笑)。退色した紙焼き的な色合いもいいな。

1994年の須田誠を演じる主役の渡辺和貴君(中央)

もし『NO TRAVEL, NO LIFE』をご存知でなければぜひ読んでほしい一冊です。写真・文須田誠です。サイン入り、お手紙つき。25000部売れているロングセラーですので自信を持ってお薦めします。

今まさにこの楽しくなかった三年間を乗り越えて、必要な言葉が書かれています。今、ぜひ読んでみてください。
 
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◯ページ数:256ページ/ソフトカバー
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通称プチプチ。環境に配慮し、リサイクルのポリエチレンを主原料とした、焼却時に有毒ガスを発生しない素材のものを使用しています。
 
舞台『NO TRAVEL, NO LIFE』はこちら。
5/11~5/14まで!

原作者(僕)✕俳優✕演出家対談

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今回僕の著書『NO TRAVEL, NO LIFE』がなんと四度目の舞台化となりました。これもみなさんの応援のおかげです。改めてお礼申し上げます。ありがとうございます。

そこで今回、原作者の僕と主演の渡辺和貴君と演出家の吉田武寛さんと対談をさせていただきました。

「実は舞台の再演ってなかなかないんですよ」

えーそうなんだ。舞台に詳しくない僕は驚きました。だとしたら四度目ってかなり凄いことなんですね。原作者としては本当に嬉しいことです。インタビューは下記より。前編後編に分かれています。

さて、この舞台の立役者はもう一人います。プロデューサーの小宮山薫氏。原作の『NO TRAVEL, NO LIFE』を気に入ってくださり舞台へと昇華させてくれた張本人です。

小宮山氏は舞台を中心にとてもクリエイティブな表現をするILLUMINUSという舞台制作グループを運営していて色々な挑戦に挑んでいます。

前回の三度目の『NO TRAVEL, NO LIFE』の舞台はコロナ禍に開催されたのですが、そのときの企画がとてもコンセプチュアルで面白かった。それは写真家須田誠(本物)がスダマコト(主演俳優)を撮ってフォトブックにするという企画です。そのコンセプトが詳しく記録されたサイトはこちら。
https://www.illuminus-creative.net/magazine/2287.html

そのコンセプトとは簡単にいうと…その前にまず僕の撮影スタイルからお話しないといけません。

少々専門的な話になりますが、僕は焦点距離35mm、最短撮影距離25cmというレンズを使用して人物を撮ることを得意としています。簡単に言えば凄く近づいて撮るということです。ですので人を25cmという近距離で撮影することによって写真に熱を持たせるという撮影スタイルを信条としています。

25cmに近づいて話をしながら撮るのですから多少の唾ぐらいは飛ぶでしょう。そんなスタイルが僕の特徴的な撮影方法でもありました…。

2019年以前は、ですね。

しかし2020年以降は僕の得意な撮影スタイルを封印せざるを得なくなってしまったのです。

25cmどころかソーシャルディスタンスという人と人が2mも離れなくてはいけない時代に入ってしまいました。握手もNG、ハグなんてもってのほか。マスクをして、なんなら小声で話さないといけない時代です。舞台も音楽ライブもスポーツも、会議も、飲み会も、何しろ人が近づいてはいけないという。

そこで僕は提案したのです。
「時代を写しましょう」
今の時代にしかできない撮影をしましょう。

僕の得意な「寄り」のスタイルは今や使えない。それならば自分の撮影方法にこだわらず、今は今のやり方で撮ればいい。

コロナ禍の撮影条件は次の通り。
・必ず2m離れて撮影する。
・絶対に2m以内に近づいてはいけない。
・もちろん触れてはいけない
・撮影中は一切口をきいてはいけない。

完全未体験な縛り撮影。当日は話ができないので、それまでに毎晩のようにチャットでコミュニケーションを取るようにしました。コンセプト、プライベートなこと、未来のこと、舞台のこと…。お互いのことを知るべく話を毎日しました。

被写体は三回目のスダマコト役の田中翔君。撮影地は羽田空港第三ターミナル出発ロビー。

電光掲示板は全便欠航のサイン。

どこの国へも行けない。旅なんてもってのほか。

レストランやお土産物屋は全店閉店。

空港職員がぱらぱらといるだけでツーリストはゼロ。天井が高く、あのでかい空港にいるのは僕らだけ。

シーンと静まった空港。

最初に顔を合わせたときも2m以上離れた位置でお辞儀と目配せだけ。こんにちはも、よろしくお願いしますの一言もなく。

口を開いてはいけないので静けさがさらに強調された空間。しかし黙れば黙るほどテンションが上がってきた。伝えたいことを必死に伝える僕。それをキャッチしようと集中する被写体の翔君。

僕はその二時間、フロー状態だった。会って目を合わせてから別れるまでは1秒ぐらいしかなかったような感覚。幸福感。満足感。言葉がない分、凄い集中力で2人はつながっていました。

撮影終了後も、お疲れ様も、さようならも、握手もなく目だけで挨拶を。そこにあったのは感謝だけ。

 ◇

そして時は2023年3月。マスクは外してもよいとのお達しが出た日本。四度目の舞台化が決まった。

主演スダマコトを演じるのは渡辺和貴君。ILLUMIUSの小宮山プロデューサーと話をする。前回はコロナ禍の撮影。そして今回。コロナが明けた時代の撮影をやりましょうということになった。

時代を象徴する舞台。『NO TRAVEL, NO LIFE』から発生したコンセプチュアル撮影。須田誠✕スダマコト2023。

空港、鉄道、港、青い空、広い海、大地、人と人が交わる旅。自由を謳歌する人間。

今回は、明るい未来を見るような、そんな良いイメージの時代を象徴するフォトブックができたらいいなと思っています。

 ◇

【原作】
NO TRAVEL, NO LIFE(原作:須田誠 出版 写真・分須田誠 出版:A-works)

【脚本・演出】
吉田武寛

【上演会場】
六行会ホール

【上演期間・タイムテーブル】
2023年5月11日(木)~5月14日(日)
5月11日(木)19:00
5月12日(金)1400 19:00
5月13日(土)13:00 18:00
5月14日(日)12:30 16:30

【出演】
渡辺和貴
大谷誠
馬嘉伶(AKB48)
込山榛香( AKB48)
中村裕香里

【公式サイト】
http://www.no-travel-no-life2023.site

【お問い合わせ】
info@illuminus-creative.net
(ILLUMINUS運営事務局)

【企画・製作】
ILLUMINUS

Photo by らんねえ

写真家須田誠が主宰する写真教室は、マイベストに選ばれ東京でNo.1の写真教室!

主役の渡辺和貴君と初顔合わせ

先日、須田誠を演じてくれる主役の渡辺和貴君と初顔合わせをしてきました。かっこいいオーラ持ってたなー。この写真、いわばBefore Afterですよ(笑)。

この舞台『NO TRAVEL, NO LIFE』は僕にとってはタイムマシン! だって目の前で34歳の放浪する須田誠が、生で動いてしゃべるんですから。本人が過去の自分を見るのですからなかなか体験できるものではないです。

実際は渡辺くんほどイケメンじゃなかったかもしれないけどね(笑)。

photo by らんねえ

【公演名】
舞台「NO TRAVEL,NO LIFE」
【原作】
NO TRAVEL,NO LIFE(著:須田誠 出版:A-Works)
【脚本・演出】
吉田武寛
【上演会場】
六行会ホール
【上演期間・タイムテーブル】
5月11日(木)19:00
5月12日(金)14:00 19:00
5月13日(土)13:00 18:00
5月14日(日)12:30 16:30
【出演】
渡辺和貴
大谷誠
込山榛香( AKB48)
馬嘉伶(AKB48)
中村裕香里
 ◆
【Introduction】
10年のサラリーマン生活にピリオドを打ち、呼ばれるように海を渡ったひとりの旅人・須田誠氏が綴ったフォトエッセイ「NO TRAVEL,NO LIFE」。
―「本当の自由って、一体なんだ?」―
「旅」を通して本当の自由、本当の自分を見つけた著者のメッセージと写真が詰まった一冊。2007年の発刊以来、多くの読者に愛されてきた作品。2016年の舞台化初演以来、朗読劇やサウンドドラマ、ゼロ距離演劇など、様々な形で再演され続けてきた作品。
上演中キャストが1度も舞台からはけずに、世界中の様々な役を一人で複数役を演じる初演からの演出スタイルで4度目の上演を行います。

【公式Twitter】
https://twitter.com/NOTRA_2023
【公式サイト】
http://www.no-travel-no-life2023.site
【お問い合わせ】
info@illuminus-creative.net 
(ILLUMINUS運営事務局)
【企画・製作】
ILLUMINUS