自著25,000部&電子書籍化 記念朗読vol.2

ということでタイトルの通り、電子書籍化記念朗読vol.2を収録完了。
こちらからお聞き下さい。
https://radiotalk.jp/talk/532298

この朗読企画の面白さは、「原作者、自らが読む」という点です。わかりやすく言うと、夏目漱石が「吾輩は猫である」を漱石の声で「ワガハイハネコデアル」読むというものです。

普段、本というものは黙読するものですよね。声に出さないのが基本です。電車の中で音読してたらちょっとやばいでしょ。スタバで音読で読書をしている人を見たことがありますか? みんな目で文字を追って静かに読んでいます。

声優さんが朗読劇として表現することはあります。かくいう『NO TRAVEL, NO LIFE』も二度ほど朗読劇となり、CDとしても発売されています。プロの朗読なのでそれはもう非常に読み方が上手です。声の抑揚やイントネーション、メリハリ、物語の解釈なども含め声の作品と仕上げてくれています。

僕はプロの声優じゃないので途中でつっかえてしまいました(笑)。まあ、商品ではないのでお許しを(汗)。『NO TRAVEL, NO LIFE』は旅で書き留めた短いアフォリズムが満載の本なのですが、今回読んだのは冒頭のプロローグの箇所で長文だったのです(言い訳)。

本ではたまに誤字などありますが、本自体がつっかえることはありません。文章の抑揚、高低、大小、浅深、遅速は読者に委ねられています。

「書き言葉」が「音になって」立体化し、動き、響き、立ち上がってくるのです。「書く」ことと「音」ってまったくつながりがないので、自分にとってはかなり斬新なんです。それも自分の声で自分が書いた文字が耳から入ってくる。

次回からはその文章についての解説も話をしていこうかなと考えています。作者による朗読&解説。これ音楽付けてライブでやっても面白そうだな。

ぜひお聞きくださいませ。

追伸:聞いたらハートとかニコニコマークとかクリックしてやってください。いいね!っていう意味です。

『NO TRAVEL, NO LIFE』電子書籍化記念朗読はこちらから。もちろん無料です。

書籍の方もよろしくお願いいたします。古本でも言わなければわかりませんのでぜひお手にとって見て下さい(笑)。
Amazonにて。