『NO TRAVEL, NO LIFE』との再会

先日、とあるMTGで八丁堀にある「WISE OWL HOSTELS TOKYO」というめちゃカッコいいゲストハウスを訪れた。そこのロビーに、なんと『NO TRAVEL, NO LIFE』が置いてあった。10年も前に出版した本がいまだ旅人に支持されているということがとても嬉しかった。

「うおーーどこを旅していたんだ!」という感じで久しぶりの親友と旅先で再会したような歓喜が湧き上がった。

ここで働いているこの写真の青年が置いてくれたそうだ。彼も旅が好きで『NO TRAVEL, NO LIFE』と出会ったらしい。

この本、旅人から聞くところによると世界中の宿に置かれていると聞いたことがある。旅人の手から手に渡ってどこかの宿にたどり着いているのだろう。

僕も読み終わった本を宿によく置いていったものだ。旅人同士で交換することもよくある。本も旅をしているのである。

上の階の部屋なども見せもらったのだが、近代的で清潔でかつウッディーな感じでとても良い雰囲気だった。ドミトリーもとてもきれいだが、旅人、つまり人間の匂いがして、久しぶりに放浪していたころにトリップした。

「WISE OWL HOSTELS TOKYO」の投げかけるような、まるで旅人として試されているようなコンセプトを読んでほしい。素晴らしい。旅の基本である。

 

君たちに必要なのは凡庸な長時間の睡眠ではない
へとへとになるような充実した経験と
くたくたになったあとの短時間の良質な眠りである
眠っている場合ではない
東京を体感せよ
昼夜問わず感度を高めよ
それが旅のあるべき姿だろ

旅人はこんな宿に泊ってほしい。

「WISE OWL HOSTELS TOKYO」

『NO TRAVEL, NO LIFE』

@wiseowlhostels